こんぺいとう   平成28年度
《感想文》 お手紙    ブレント 小2 
 ぼくは、かたつむりくんです。ごめんね、手紙おそくて。ぼくさ、かたつむりだからおそいんだ。がんばったけれど、がまがえるくんの家とてもとおかったもん。じめんに石がいっぱいあったからこまったのよ、がまがえるくん。
 がまがえるくん、だいじょうぶ? このごろ元気ないみたいだからしんぱいです。しんぱいごとがあったら、ぼくに言ってね。
【評】 かたつむりくん、お手紙を運ぶ間、いろいろあって大変でしたね。四日間の謎が解けましたよ。お疲れ様。

《感想文》 「高瀬舟」を学習して    アクトン 中3
 私は、二学期に森鴎外の「高瀬舟」を学習しました。この作品は、弟を殺した罪人の喜助と彼を護送する同心の庄兵衛の二人の高瀬舟の中での会話が書かれています。
 庄兵衛は、喜助が他の罪人とは何かが違うと思って興味を持ちました。話していくうちに喜助は、自殺しそこねた弟に手を貸し殺したということが分かりました。
 この作品の中で、私が一番気になったことは、安楽死についてです。「安楽死」とは、「安らかに楽な死に方を人為的に与えること」です。喜助は弟の首に刺さったままの剃刀を抜くことによって殺してしまいました。でもこれは弟の願いでした。もし抜かなければ、弟は長い間苦しみながら死んでいくことになります。弟の苦しむ姿を見たくない。遅かれ早かれ死んでいく弟の為に、安楽死の手助けをした喜助の行為は理解できる気がします。
 作者の森鴎外は、陸軍軍医でした。その時に、色々な死に方を見てきました。その経験から「高瀬舟」の中で安楽死についての自分の思いを書いたと思います。
 安楽死は、人それぞれ考えが違います。私は去年、現地校の宗教学で安楽死においてのキリスト教とイスラム教の判断について学びました。どちらの宗教も安楽死は殺人になるので、受け入れていません。今もまだ、世界のほとんどの国では認められていません。しかし、私は安楽死を殺人だと思えません。どうしてかというと、不治の病で苦しんでいる人にとって、その人が安楽死をのぞんでいるのであれば、その人や長い間看病をしている家族にとって、安楽死は最善の選択肢になるからです。
 「高瀬舟」は、百年前に書かれた作品です。そして、この安楽死についての疑問は、今現在も続いているように思います。
【評】 作品の中で作者が示したテーマについて深く考え、社会や人間に視野を広げながら、大変わかりやすくまとめています。時代や国境を越えて、厳しい問題を私たちにつきつける作品だと言えますね。

《作文》 もうひとつ 小さいあきみつけた!    アクトン 小3
 秋になると、寒くなってくるので、人はどんどん服を着てあたたかくします。だけど、木は葉っぱを全部落として寒いかっこうをします。
 落ち葉は、赤や黄色やオレンジや茶色のあたたかい色です。葉っぱをくふうしてならべると、きれいなアートが出来ます。 
 
【評】 秋への思いが色に重なって、とてもきれいな文になりました。

《詩》 落ち葉のダンス    ブレント 小3 
 ひらひらまうよ くるくる回るよ
 ワン ツー スリー
 ワン ツー スリー 
 まちがえたらだめだよ
 おにいちゃんも いもうとも わたしも
 お母さんも お父さんも 
 みんなでいっしょに
 あまみずきらきら
 いっしょにおどろう
 ほらほらけむしがこんにちは
 ワン ツー スリー 
 ワン ツー スリー
 ひらひらまうよ くるくる回るよ 落ち葉のダンス
【評】 秋風にふかれて、落ち葉がダンスをしているところをリズ ミカルな詩にすることができました。

《作文》 私の枕草子    クロイドン 中2 
 春は白。溶ける最後の雪。新しい始まり。何も書いてないページ。生まれたばかりのうさぎ。かたい土から起きてくるスノードロップ。冷たい朝もや。
 夏は緑。葉っぱであふれる木。晴れた日の太陽に手をふる暖かい草。クリケットの試合の最後のヒット。古代の海の潮風。
【評】 体言止めをうまく使って、季節を感じさせる自分らしいリストを作ることができましたね。

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