こんぺいとう   
《作文》 たんぽぽ    クロイドン 小2 
 いえのにわでせの高いたんぽぽを見つけました。
そのたんぽぽのわた毛のらっかさんは、すごく大きくてびっくりしました。
 なぜ大きいかというと、風によくあたって、たねをとおくまでとばすことができるからです。
 そうして、あたらしいなかまをふやしていくのです。
 たんぽぽは、とてもかしこいと思います。
【評】 たんぽぽの知恵」を読むまでは、たんぽぽがこんなに  知恵を使っているなんて、夢にも思いませんでしたよね。でも、たんぽぽも人間のようにわけがあってぐったりしたり、背伸びをしたりしているということがわかって、生きているんだなと感心してしまいました。

《作文》 ぼくは悪くない    フィンチリー 小6
ぼくは悪くない。
 どうして大人はいつも子どもの言う事を信じないのだろう。ぼくが本当だと言っているのに、お母さんは違うという。
 いつものようにピアノの練習をしているときだった。
「音、間違っているよ。」
2階にいた母が急に言った。ぼくは、ちゃんと楽ふの通りに弾いたのに。
「じゃましないで。」
と言い返して、練習を続けた。
「ほら、また同じところを間違った。」
母が2階からさけんでいる。ぼくは知らんぷりして弾き続けた。
「何回同じところを間違うの。耳が悪いの。」
今度はツカツカと下りて来て、ぼくのとなりでにらんでいる。別に、そんなににらまなくてもいいのに。音、全然間違ってないよ。フン。
「ここの音を見て。フラットでしょ。」
母は、楽ふを指差している。あっ、ホントだ。でも、口から出た言葉は、
「ちゃんと弾いていたよ。フラットだったよ。自分の耳が悪いんじゃないの。」
負けるもんか。ぼくの心もフラットだった。母は、ガミガミおこった。ぼくも、負けずに戦った。
「もう知りませんからね。」
うんざりしたように、母は2階へ戻って行った。
 今日の練習は、一時間半もかかった。言い争いがあったからだ。小さいことが大きくなっちゃった。どうしよう。お母さんのせいだぞ。なにも、あんなにおこらなくてもいいじゃないか。ピアノの音をちょっと間違っただけなのに。ひどいよ。ぼくはおこっている。でも、なんだか悲しい気分だった。
 それから、しばらくだんまり作戦が続いた。
 夕方になって、お腹がすいてきた。ご飯食べたいな。台所からは、ぼくの好きなカレーライスのにおいがしてきた。においに引き寄せられるように台所に行った。
「ねえ、今日の夕飯なあに。」
「当ててみて。」
と母が言った。
「ぼくの好きなカレーライス。」
「そう、当たり。」
すると、ぼくの口がひとりでに動いた。
「ごめんなさい。ピアノの音、間違っていた。」
「最初に、素直に認めればよかったのに。」
本当にそうだ。今度から素直にあやまろう。なんであんなこと言っちゃったんだろう。
「おこったからお腹すいたでしょ。メガ盛りにし
てあげるね。」
母のその言葉に、2人で笑った。
【評】 後に引けなくなり、怒っているけれど、困っている複雑な心境がよく書けています。最後は、好物に負けてしまいましたね。

《感想文》 ふうたの雪祭り    アクトン 小4
 ぼくが図書館でかりた本は「ふうたの雪祭り」です。
 「ふうたの雪祭り」は作者があまんきみこで、登場人物はタクシーの運転手の松井さんときつねの「ふうた」です。
 ふうたは小さくて、やせた男の子だけれど、本当はきつねでした。ふうたは人間になってかまくらのお祭りに行きたかったのです。だから、道で会った松井さんにその方法を聞きました。それは、3回、回ることでした。松井さんは、ふうたが人間にかわった時すごく心配しました。
 ぼくは、このお話を読んで3回、回って人間になるのはへんだなと思いました。でも、ふうたは人間になったけれど、1人でかまくらに入りませんでした。どうやって入ったらいいかわからなかったと思います。松井さんはやさしいから、ふうたといっしょにかまくらに入りました。2人はそこであまざけを飲み、そして、とてもあまい飲み物だと思いました。ぼくもあまざけを飲みたいです。
ぼくも大きなかまくらに入ってみたいです。ふうたは、松井さんと会ってかまくらに行ってよかったと思います。 
【評】 物語のおもしろさと松井さんの優しさが伝わってきますね。

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