こんぺいとう  平成25年度 
《作文》 おもちのきもち  日本語科1 
 一月二十五日、学校でおもちつきがありました。ぼくは、おもちつきをはじめて見ました。大きいはんまーでたたいているので、びっくりしました。はんまーは、きねというそうです。ぼくも、きねをもって、おもちをたたきました。
 さいしょ、うすの中のおもちは、つぶつぶが見えました。ぼくは、みんなにたたかれて、おもちさんはいたくてかなしいのかな、とおもいました。でも、さいごは、おもちさんはとてもなめらかできれいになりました。
 みんながよろこんでたべてくれるので、やっぱり、おもちさんはうれしいかな、とおもいます。
 おいしくて、もっとたべたかったです。
【評】 楽しい餅つきの日にお餅の気持ちを考えてくれたのは、○○さんだけかもしれません。「おもちさんはうれしいかな」というところまで、色々な気持ちを書くことができて素晴らしいです。

《作文》 もちつきぺったん  日本語科1
 いしのうすと、きねでおもちをつきました。ぼくは、一人できねをもてるかなとおもいましたが、もってみたらとてもおもかったです。
 おとなの人と、もうひとりの子とこうたいで、ぺったん、ぺったんとおもちをつきました。たのしかったです。
 そのあとで、おもちをつくっているのも見ました。
しょうゆとのりのおもちが、おいしかったです。ぼくは、しょうゆのいそべもちが大すきになりました。
 また、もちつきがしたいです。
【評】 楽しい体験ができたり、餅つき、臼、杵、磯辺餅という新しい言葉も覚えられてよかったです。

《作文》 小さなじてん車と大きなふね  日本語科1
 ぼくは、しんがぽーるに二しゅうかんいきました。おとうさんとさいくりんぐをしたことが、一ばんたのしかったです。ぼくのじてん車は小さくて、おとうさんのじてん車は、とっても大きかったです。おとうさんのじてん車には、いもうとがいっしょにのっていました。
 うみのちかくをこいで、とってもきもちがよかったです。うみには、たくさんのふねがとまっていました。いつか、大きなふねをうんてんしてみたいとおもいました。 
【評】 お父さんと妹さんと○○さんのサイクリングは、とても楽しそうです。海の近くで自転車をこいで、大きな船を運転したくなった気持ちが分かりました。

《作文》 テスコのお話  フィンチリー  小5 
 今日はお母さんの誕生日だったので、僕とお父さんはプレゼントを買いにテスコに行った。買い物が終わって帰ろうとしたその時、
「日本語を話せる人がいらっしゃいましたら、カス タマーサービスに来てください。」
というアナウンスがきこえてきた。「あっ。」と僕は思った。ぼくは日本語を話せるから、僕が行けばいい。
カスタマーサービスへ行くと、日本人の男の子が泣いていた。
「大丈夫?」
けいさつかんがいた。
「七才の子どもが外で見つかったんです。」
とけいさつかんが言った。お母さんが見つからないので、僕が日本語で店内放送することになった。きんちょうして手がふるえ、心ぞうがどきどきした。その後もお母さんは見つからず、二時間くらいけいさつかんを手伝った。男の子の通う小学校の名前をきいて、けいさつかんが電話をしている間も、僕は男の子と話した。そして、やっとお母さんが見つかって、男の子もぶじに家に帰ることができた。
 今日はすごく疲れたけど、日本語を使って人を助けることができてうれしかった。補習校で日本語を習っていることが役に立って、すごくありがたかった。家に帰ったらお母さんもおどろいて、たくさんほめてくれた。
【評】 日本語を話せることが人助けにつながったなんて、すばらしい体験をしましたね。お母様への何よりのプレゼントにもなったことでしょう。○○さんの気持ちの描写もよくできていて、文章構成も整っています。

《作文》 目の見えない体験  クロイドン 小4 
 九月二十一日に、ぼくはほ習校で「だれもが関わり合えるように」の資料の「手と心で読む」を読みました。そして、目が見えないというのがどんな感じなのかを知るために、体験学習をしました。やり方はかんたんです。まず、最初にパートナーを見つけて、その人とペアになります。そしてどちらかがアイマスクをして、もう一人のゆうどう通りにイスをよけながらアルファベットのUの字におかれたつくえの中を通ります。そして、はしまでついたら、交替して今度はゆうどうした人がアイマスクをして、アイマスクをしていた人がゆうどうします。
 心にのこったことが二つあります。一つは目が見えなくて自分がどこにいるのかが分からなかったこと。そしてもう一つは、どこになにがあるのか分からなくなってしじ通りにうごいてもイスにぶつかると思って、こわくなったことです。
 体験学習をしている間に、もっと知りたいと思うことがでてきました。それは、せまい所を通るときは、どうやって通るのかということです。でも後でゆっくり、たんじゅんに考えてみると、この前の週に見たビデオで白いつえを持って、目の前に何があるのか調べている人を見ましたし、それと同じような光景を見たことがありました。
 ぼくがこれから気を付けたいこととやっていきたいことが、一つずつあります。これから気をつけたいことは、目が見えなくならないように、また、悪くならないようにすることです。なぜなら、もうあんな体験を二度としたくないからです。そして、やっていきたいことは、年れいに関けいなく、目が不自由かどうかも関けいなく、体の不自由な人を少しでも楽にするために手助けをすることに努力したいです。
【評】 体験学習を通して、「目が見えない」というのは、どういう感じなのかを知ることができましたね。これからは、目や体が不自由な人の立場になって考えることができるようになるといいですね。



BACK