こんぺいとう  平成25年度 
《作文》 ころがってあそぶ赤ちゃん  アクトン 旧小1 
 わたしは、日本でなつに生まれました。
 わたしは、はいはいはしないで、ごろごろころがりながらすきなものをとってあそぶ子でした。そして、十か月からは、つたいあるきがとまらなくなり、ままがつかれてこまっても、はしりまわっていたそうです。
「すごいなー。とまらないぞー。こんじょうがあるなー。」
と、ままはかんしんしていました。
 大きくなっていくようすで、おちちを四か月だけのんで、ミルクは二さいまでのんでいたことに、すごくおどろきました。おかあさんのはなしでは、フランスパンをよくかじっている子でした。
 じぶんでパズルとレゴであそんでいました。すごく大きいおしろをつくって、おうちの人をおどろかせたそうです。
 わたしは、つたいあるきをすごくしていたときいて、おどろきました。きっと、めんどうを見るのがたいへんだったとおもいます。
「みんな、そだててくれてありがとう。」
と、みんなにいいたいです。
【評】 つたい歩きが止まらなくて、疲れて困ったお母さんの前向きなつぶやきが面白いです。「みんな、育ててくれてありがとう。」という〇〇さんの気持ちが嬉しいです。

《取材報告》 日本のぎじゅつをロンドンへ  フィンチリー 旧小4
 わたしは、父の仕事はなんだろうとずっとぎ問に思っていたので、調べることにしました。そして「仕事リーフレットを作ろう」という勉強で、だれかに取材することになったので、この機会に父の仕事について知ろうと思って取材しました。
 父は、いつもきほんてきに、パソコンで日本の会社とイギリスのお客様にメールを打ったり、電話をしたりしています。日本の会社からきたメールや電話で、書かれたり聞いたりしたことを資料にまとめています。そしていつも二、三日、会議に出ています。会社全体で七十人以上の人がいるそうです。
 父の仕事をもっとくわしく説明すると、電車のしょうとつ事故が起きないよう、プログラム(計画)を作ることです。日本では、新かん線などの速い電車で、しょうとつ事故がまだ一回も起きていないそうです。ですが、ほかの国では、何回かしょうとつ事故があったそうです。なので、日本の安全なシステムをイギリスで使えるようにしています。
 わたしは、はじめ父の仕事がよくわかりませんでした。けれどもこの機会に、日本ではあたりまえだと思っていた安全と、時間通りに電車がくることは、たいへんなことだということがわかりました。
 この日本のぎじゅつが、イギリスで役立てられるようになるといいなと思いました。
【評】 電車を安全に運行するために、縁の下の力持ちとなって働いている人がいることがよく分かりました。

《作文》 「平和のとりで」を読んで  クロイドン 旧小6
 私には戦争というものがよくわかりません。今、実際に戦争が起きているのは世界の限られたところで、六十年以上昔のようなすごい世界大戦ではありませんし、実際に体験したことがないので、戦争は私にとって難しい問題です。しかし、『もし、行くところ全てが戦場で、自分が生まれ育った街が真っ黒に焦げていくのを眺めるだけだったら…』と想像することはできます。この想像は今の私たちだれもができることです。ぜひ『自分の父や兄が戦場に出ていて、家が焼かれたり母が傷ついたりしていたら…』と想像してみてください。だれもが『今ここで自分の力で少しずつ戦争をなくす努力をしなくては…』という気持ちになるはずです。
 『戦争をなくすには身近なところからできることをするのが一番大切だ』と、私は思い、「戦争」の反対の言葉である「平和」に暮らすことについてまず考えてみました。この前、私が学校のノートをなくした時、私は父を不機嫌にして、やがて、家族みんなを不幸な気持ちにさせてしまいました。『私が悪いんじゃない』と、穏やかに考えることができなくなって、さらにそんな自分が自分自身で嫌になり、私も気分が悪くなりました。後になって、『相手を不幸にすることによって自分も嫌な気持ちになる』ということに気づきました。小さな口喧嘩でも、穏やかな気持ちを失うと、家族を不幸な気持ちにします。もし、家族に対して穏やかな気持ちでいれば、喧嘩は起こらず、我が家はみんな幸せな気持ちでいられます。家族のだれか一人でも欠けたら、我が家の平和は崩れていってしまいます。ノートをなくした後の家族の喧嘩で、私は『一人一人がまず穏やかな気持ちでいることが大切だ』と思いました。
 先日、宗教の授業中に先生が
「人に指を指してごらん。」とおっしゃいました。意味は判らないまま実際にやってみると、相手に一本、自分に三本の指が向きました。これは、相手に悪いことを一度すると、その悪が自分に三度かえって来るあかしだそうです。
「人を指さすのは悪いことだから、しちゃいけないよ」という母の言葉を思い出しました。人を指差すというのは、他人を非難することで、一度非難したら三度非難されて、やがて喧嘩になります。小さなことですが、まず、人を指差すのをやめるという自分にできることを心がけ、家族が穏やかな気持ちで過ごせるように心がけたいものです。
 家族が平和に暮らすことと戦争はちがうレベルの問題で、一人一人が穏やかな気持ちでいても戦争はなくならないと考える人が多いでしょう。確かに、戦争は簡単には解決できない問題ですが、肌の色や宗教のちがいなど、自分から見れば『変だ』と思ったり、『自分の考えが正しい』と押しつけたりする前に、まず穏やかな気持ちで、ちがいを理解する努力が大切です。ちがいを理解するには世界各地の人々の考え方や文化などを勉強しなくてはいけません。
 さらに、今後、世界中で気候に変化が起き、海の水位が上がったり洪水が起きたり、干ばつがおきたりして、食べ物や体力がなくて苦しむ人々のニュースを知ったときに、自分にできることを実行する勇気も必要です。『遠くの国のことだから関係ない』と考えるのではなく、『まず自分にできることは何か』を考えて行動する勇気を持ちたいものです。確かに世界中の人の気持ちを変えるというのは不可能に近いことでしょうが、だからこそまず、自分自身が穏やかな気持ちでいることを心がけたいものです。 
【評】 平和についていろいろ考えることができましたね。平和について世界の人がみんな考え、自分なりの活動をしていくようになるといいですね。



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