こんぺいとう  平成24年度 
《詩》 夜 フィンチリー 小3
 夜、空が暗くなる
 夜、月が空にでる
 夜、しんごうきがパチパチ光る
 夜、みんなおうちに帰る
 夜、おやすみなさい
【評】 素敵な詩ですね。時間の流れを感じられるところがとてもいいと思います。

《手紙》 エドくんへ  クロイドン 小1
 すごいだいすきだよ。ぼく、しんでごめんなさい。あまりうごけないとき、じゅういさんにつれていってくれてありがとう。いっしょにいるとき、たのしかったな。もうあそべないけど、うえからみてるよ。    エルフより
【評】 天国から見ているエルフの気持ちをしっかりと考えて、エドくん(架空の名前)へとてもいいお手紙が書けましたね。

《作文》 ハロウィーン  アクトン 小2
 ぼくのいもうとのお友だちが家にあそびに来ました。子どもたちはみんな、ハロウィーンのいしょうにきがえました。ぼくはフックせんちょう、ぼくのいもうとはネコ、そしてお友だちはまじょでした。
 つぎにみんなでクッキーを作りました。カボチャのクッキーとココアのクッキーでした。おばけやカボチャやネコなどの形を作りました。
 クッキーをやいている間、ハロウィーンのゲームをしました。そのゲームは、いろんなおへやに行って
「トリック オア トリート。」
と言っておかしをもらうゲームです。すごくたのしかったです。三時のおやつにぼくたちは、やきあがったクッキーをたべました。とてもおいしかったです。
 お友だちが帰った後、こわいいしょうをきた子どもたちがたくさんうちに来ました。みんなにおかしをあげると、たのしそうに帰って行きました。じつは、ぼくは子どもたちが来るか来ないか、気にしていました。なぜかというと、雨がふっていたからです。でも、たくさん来てくれたので本当によかったです。今日は、たのしい一日でした。
【評】 ハロウィーンの一日の様子が、実によく分かるように書けています。お友だちがたくさん来てくれて、楽しい思い出ができましたね。

 《作文》 さんかん日  アクトン 小3
 十一月九日に、じゅぎょうさんかんがありました。さいしょに国語の本がなかったのがはずかしくて、
「○○、ほほが赤くなってるよ。」
と、ママにわらわれてしまいました。ちょっとくやしいけれどしかたありません。ママと話ができてうれしかったです。
 先生との話が終わったあとママが
「がんばってね。」
と言いながらおべん当を買いに行ってしまいました。ぼくはうれしくて、言葉がうまく出ませんでした。
 じゅぎょうさんかんは、きんちょうしたけれど、とてもうれしいけいけんになりました。
【評】 ○○君の気持ちが上手に書けましたね。

 《作文》 薬箱の点字  フィンチリー 小4
 わたしは、「手と心で読む」を読んで、他にどんなものに点字がついているのか調べたくなりました。家の中を見て、薬箱に点字があることに気づきました。わたしが見つけた薬箱の点字は英語で書かれていたので、まず英語の点字はどうなっているのか調べました。
 英語の点字はグレード一から三に分けられます。グレード一は、二十六のアルファベットと記号からなっていて、日本語のあいうえおのようになっています。
 薬箱の点字はとう明なじゅしでできています。家にある全部の薬箱を見てみたら、ついているものとついていないものがありました。
 調べてみて、薬箱の点字はとてもいいことだと思いました。なぜなら、目の見えない人がひつような薬を見つけることができるからです。すべての薬箱に点字があればいいと思いました。
【評】 授業で学んだことを生かして、興味のあることについて調べ、まとめることができましたね。

 《感想文》 「盆土産」を読んで  クロイドン 中2
 「えびフライ。」私には、この何度も繰り返された言葉が一番心に残りました。私たちにとって「えびフライ」という食べ物は、今、身の回りに溢れている食べ物の一つでしかありません。しかし、家の近くの沼にいる小さなえびしか見たことのない「僕」にとっては、出稼ぎに行っていたお父さんがお土産に持って帰ってきてくれた、六匹の冷凍の「えびフライ」は特別なものでした。
 この物語で感動したところは、お父さんが家に帰ったときの場面です。田舎で暮らしている「僕」が「えびフライ」を初めて見たときの子どもっぽい質問や、ドライアイスを知らなくて、食べ物だと思った場面などがとてもおもしろいと思いました。しかし、この場面から私は、この時代の人々の生活がどんなにシンプルだったか、また、今の私たちの生活にはどんなに「物」や「情報」が溢れているかということも分かりました。
 「物」をたくさん持っていて、生活に余裕がある今の子どもたちに比べて、「僕」の家族の暮らしはつつましく、家族全員にとって、生活自体が大変なのだと思います。一年に二回、それもほんの短い間だけしか家に帰ることができないお父さんが、一生懸命貯めたお金で買ってきてくれた「えびフライ」。家族のために出稼ぎに行って、家族に仕送りを続けながら貯めたお金ですから、そんなに多くはないのでしょう。たくさんのお土産やプレゼントは買えないと思います。それでも、「えびフライ」六匹だけで家族はとても喜んで、お父さんに感謝をしています。
 この物語で教えていることは、感謝する心を大切に持ち続けることだと思います。そして、どんなに小さなものや小さなことでも、「その人は、どんな思いで自分のためにそれをしてくれたのだろう。」と思う気持ちを忘れないことだと思います。
 今の時代に生きている私たちは、本当にたくさんの「物」を持ち、溢れる「情報」に囲まれているのだということに、この「盆土産」を読んで、私は改めて気付かされました。
【評】 少年の家族が心を寄せ合い、思いやり合っている様子を読みとり、自分の暮らしをふり返ることができたのが素晴らしいですね。




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