こんぺいとう  平成24年度 
《日記》 ばあばかえっちゃった アクトン 小1
 きょう、ばあばがおうちにかえった。みんなで、ヒースローにいった。
「ばいばい、またね。」
といって、ちょっとないた。さみしいな。
【評】 ○○さんのおばあちゃんも、お母さんもお父さんも、同じ気 持ちだったことでしょう。また今度会う日が楽しみですね。

《作文》 ぼくの朝ごはん  クロイドン 小2
 ぼくはごはんが大すきです。うめぼしごはんが一ばんすきです。大きいおにぎりも大すきです。一ばんすごいのは、ばくだんおにぎりです。まるくてのりがまいてあるので、ばくだんです。
【評】 朝からばくだんおにぎりを食べれば、一日元気いっぱいで過ごせますね。

《作文》 パンケーキ  クロイドン 小2
 パパといっしょにパンケーキをつくりました。まず、たまごとぎゅうにゅうとこむぎこをよういします。はじめに、ボールにこむぎこをいれます。そこにぎゅうにゅうとたまごを入れてよくまぜます。チョコレートがとけたようにとろとろになったら、フライパンにながします。パンケーキがぷつぷつしてきたら、ひっくりかえします。ひっくりかえすのはできないので、パパがやりました。
 できあがったら、わたしははちみつをかけてたべるのがすきです。
【評】 チョコレートがとけたようにとろとろになったら」とか「パンケーキがぷつぷつしてきたら」という表現がとても分かり易いです。

 《短歌》楽しみは  アクトン 小6 
たのしみは 宿題など やっと終わらせ えんぴつおいて テレビ見る時

たのしみは 朝早く起き 家を出て おいしく冷たい 空気をすう時

たのしみは 一年ぶりに 暑い中 まち合わせ場で 友達まつ時

たのしみは どきどきしながら 友達と ダンスの練習 しんけんにする時
【評】 毎日の生活の中で、ワクワクしたりどき どきしたり、幸せだなと感じる瞬間を「たのしみは」で始まる短歌にしました。子どもたちの「しあわせ」が伝わってきます。

 《創作文》 グルメ枕草子  高2
 春は団子。いつでもおいしい団子だけれど、桜のピンクの花びらがそよ風で舞うのを横目で見ながら食べるのは、より口のなかではずむような気がする。お皿に残った最後の一本が自分のものになったときの勝利感は心臓をドキドキさせる。反対に弟に取られてしまった憎しみは、おなかに入った団子の消化に良くないことも知っている。
 夏はかき氷。背中に流れる汗を感じながら、イチゴシロップのかき氷をザクザクさせてからの「はじめの一口」はたまらない。または、祖父の畑で育つスイカやメロンもいい。日本にしかない夏祭りフード。弟の口のまわりにソースがついているのを見ると、爆笑してしまう。
 秋はおいしいものがありすぎて困る。焼き栗、サンマ、あじ、新米。自分の体重を気にしている間もない。焚き火の中で焼くさつまいもやじゃがいもは趣がある。さばの味噌煮は学校までにおいがしてくる。家族全員での庭の栗拾いも楽しいし、モンブランはもっとうれしい。
 冬はエビフライ。あのクルミ味とパン粉のサクサク感は最高。イギリスにはめったにない長いエビなので、あるときには食事の一番最後に食べる。炊きたてのご飯の上に、揚げたてのエビフライをのせてしょう油で食べる。もう書いているだけで、口の中がうるんでくる。
【評】 季節を反映した食べ物の中に美咲さん独自のこだわりがあって、面白く読ませてもらいました。

 《感想文》 「デモクリトスの伝記」を読んで  フィンチリー 小5
 宇宙にあるもの全ては、原子でできています。原子とは、目には見えない小さな、小さなものです。一立方センチメートルのサイコロの中には、一億X一億X一億で、一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇個もあるのです。
 そんな原子を発見したのがデモクリトスです。当時、紀元前四百六十年のギリシャでは、戦闘の勝利をいのって、村人をいけにえなどにして神にささげていました。そこでてつ学者のデモクリトスは、人々に原子のことを話しましたが、みな
「じゃあ、神も原子でできているのか。」
などと言って耳をかしませんでした。
 しかし、かれはあきらめませんでした。インドまで旅して、てつ学者のターレスの学説などを聞いて、一つの学説を作りました。それは、万物は水でも、土でも、火でも、空気でもないことです。もっと、もっと小さなつぶがくっつきあって、火や水などになることです。
 しかしこの学説は、神を信じる人には目ざわりだったため、今ではデモクリトスの学書はほとんど残っていません。
 ぼくは、テクノロジーの発達していない大昔に、あんな小さな原子を発見できたということに大変おどろきました。一体どうやって発見できたのか想像もつきません。それに、あれだけ反対する人がいても研究をやめないところがすごいと思いました。もしぼくにものすごくやりたいことがあっても、周りが反対したら、と中でくじけてしまうかもしれません。
 このデモクリトスもそうですが、世界に名を残す人たちは、ユニークな見方、好奇心、そして一人でもやりとげる強さがあるように思えました。
【評】 科学技術が発達していない時代に、デモクリトスのように目に見えないものについて学説を唱えることは、とても大変なことだったでしょうね。世界に名を残す人たちの共通点にも気がつくことができましたね。

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