こんぺいとう  平成24年度 
《日記》 七がつ三十にち クロイドン 小1 
 わたしは、おかあさんとメロンパンをつくりました。きじをこねたり、まるめたり、かたちをつくるのがたのしかったです。
 オーブンにメロンパンをいれて、十ぷんやきました。おいしそうなメロンパンのにおいがしました。わたしは、わくわくしました。あつあつのメロンパンは、とってもおいしかったです。またメロンパンをつくりたいです。
【評】 とてもおいしそうですね。お母さんと一緒に、楽しいメロンパン作りができて、いい一日でしたね。

《日記》 八がつ十八にち クロイドン 小1
 にほんで、いとこといっしょにはなびをしました。ろうそくがみじかかったので、むずかしそうでした。やっとついたとおもったら、すぐにきえてしまって、ままたちはたいへんそうでした。
ぼくは、いちどにふたつのはなびをもってはしりました。ぼくは、うまれてはじめてはなびをしました。とってもたのしかったので、つぎのひのよるもまたやりました。
 はなびは、いろんないろがでたり、大きなおとがでたりして、びっくりしました。またらいねんもやりたいです。
【評】 生まれて初めての花火で、難しいところ、大変なところや、 花火の色などを詳しく見て、順序良く書けました。

《日記》 日ぼつ アクトン 小2
 七月二十八日に、かぞくで日ぼつを見に行きました。クロマー海がんで見ました。
 海がんでおそくまであそんでいると、赤色のようなオレンジ色のような夕やけになりました。
 太ようがどんどんさがっていって、はんぶんしずんでいました。でっかいホタルのおしりに見えました。それでどんどんさがっていって、点つぶみたいになりました。ゆうやけもどんどんさがっていって、夜になりました。
 生まれてはじめて見た日ぼつだったから、きれいでした。
 
【評】 生まれて初めて見た日没の様子を、しっかりと観察したのですね。「でっかいホタルのおしりに見えた。」という表現が面白いと思いました。

 《作文》 天から地への旅 アクトン 中3 
 この夏休み中、私は特別どこかに行ったわけではないが、精神的にものすごく長い旅はした。少しでも動くとすぐに限界がきて止まってしまい、疲れはまぶたまで到達し、指一本動かすことも苦痛な長旅・・・それは、
「朝、二段ベッドの上のベッドから床までの旅。」
 皆さんもきっと経験したことがあるだろう。ジリリと鳴り響く騒音に心地よい眠りを妨げられ、目覚ましを切り、渋々布団から出るあの感覚を。平均起床時刻が昼一時の私が、自由なはずの夏休み、何故か朝七時に起きることになった日。その日にこの旅は始まった。
 目覚ましが鳴るやいなや、腕全体を凶器に変え、目覚まし時計を破壊する勢いで振り落とす。時計が死んだようにピタリと鳴り止む。そして殺気にも似た何かを発した。私はまた布団を被りなおす。が、このままでは寝てしまうので、顔だけ外に出す。しかし、ここからが長いのだ。
 もうろうとした意識の中脳内では「寝てはいけない!寝たら起きられなくなる!」「いや、でも五分くらいなら・・・。」「チョコ食べたいかもしれない。」という意見が飛びかっている。葛藤すること三十分、その頃には目は冴えているのだが、今度は布団の温もりから離れることが嫌になる。するとどうだ。起きなければいけないと考えれば考えるほど、体が重くなっていく。そして十分もするとさすがに諦めてしまう自分がいる。しかし、そこに救世主とも疫病神とも呼べる、ペットのココが部屋に入ってくる。ココの後ろでドアは閉まり、ココはベッドの上に向かって吠える。無反応のままでいると、ココがもっと大きな声で吠える。そして、いっこうに止まない犬の声に負け、ベッドを出て、くじけそうになりながらも床にたどり着く。
 こうして天国から地獄への旅は終わった。私は、朝のベッドから出るのが嫌いだ。
【評】 いい意味で、「旅行記」の予想が裏切られました。テンポ良く話が展開していて、一気に最後まで読んでしまいました。


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