こんぺいとう  平成23年度 
11月5日 vol.23
《手紙》 「 かえるくんへ 」  フィンチリー 小2  
 かえるくん、わたしはかえるくんが、がまくんの家から大いそぎで帰る時、何をするのかなと思ったら、お手紙を書くことだったんだね。かえるくんをすきなところは、やさしい心をもっているところだよ。たとえば、がまくんがかなしそうにしていた時、心ぱいしてあげていたよね。それと、がまくんがもうあきらめてしまった時、はげましてあげたよね。わたしは、そこを読んで、「かえるくんはとてもやさしい心をもっているのだな。そして、がまくんが大すきなのだな。わたしも、かえるくんのようにやさしい心をもちたいな。」と思ったよ。これからもやさしい心をすてないでね。    ○○○○より
【評】  親友とは友達が落ち込んでいるときに励ましてあげる友達ですね。かえるくんの行動から、がまくんへの思いやりをしっかり読み取ることができました。 

《感想文》 「 戦争は悪い 」  クロイドン 小4 
 このお話は、日本の戦争中、戦後がぶたいになっています。戦争中は、食べ物が少なくて、いつもみんなお腹をすかせていました。
 ぼくは毎日3食、お腹いっぱいになるまでしっかり食べられます。そして、ぼくのお母さんは、時々ぼくの好きな食べ物を作って食べさせてくれます。
 このお話に登場するゆみ子は、たぶん2才くらいで、ぼくの妹と同じ年ぐらいです。ぼくの妹は好き嫌いが多くて、いつも半分くらい食事を残します。しかし、ゆみ子はいつもお腹をすかせていたので、ある物を少しずつ大切に食べているのが伝わってきました。ゆみ子が言う「1つだけちょうだい。」や、お母さんが言う「じゃあね、1つだけよ。」という会話からそれが分かります。ぼくは、こんなにお腹が空いていることはないので、ゆみ子やゆみ子のお母さんの気持ちはよくわかりません。しかし、アフリカやアジアの一部では、今でも戦争があって、ゆみ子のような子どもたちがたくさんいます。ぼくは、そのことを忘れずに、自分に何ができるかを考えていきたいです。
10年後の場面で、ゆみ子がお父さんのことを覚えていないのは、とても悲しいことだと思いました。しかし、生活が戦争中よりも豊かになって、好きな食べ物を選べるようになったことはよかったと思います。戦争が世界で起こらないようになったらいいと思います。
【評】  ゆみ子のことから、自分たちのことや世界の国の子どもたちのことなどをしっかりと考えることができましたね。とても上手に書けました。 

《感想文》 「『夢をつなぐ』を読んで 」   アクトン 中1 
 この本は、日本人宇宙飛行士の山崎直子さんが、宇宙に出発するまでのできごとを振り返って書いた本だ。この本は宇宙飛行士になるための試験や訓練と宇宙への旅などについて、くわしく書かれていて興味深い。
 私はこの本を読む前、あまり宇宙に興味を持っていなかった。夜、星空を見たことさえもなかった。確かに、現地校の授業で宇宙について習ったことはあるが、興味を持つほど面白いことは一切習わなかった。この本を読んで、宇宙は月や8つの惑星だけではなく、たくさんのものからできているということが分かった。宇宙には謎がたくさんあるということも、この本が教えてくれた。それだけではない。この本は私の考え方を色々な意味で変えてくれたと思う。
 もともとは2人しか選ばれないはずだった宇宙飛行士候補者試験で、3人の候補者が選ばれてしまった。筆者が3人の中で一番若かったので、海外で行う訓練に行くのは、次の年まで待たなくてはいけなかった。けれども筆者はがっかりせず、「そうだ、それなら来年のためにロシア語をしっかり勉強しよう。」とプラス思考で考えていた。普通は夢を早く実現させるために、今すぐにでも訓練を始めたいと考えるのに、筆者は1年間、日本で一生懸命ロシア語を学んだ。この筆者の行動は、誰にでもまねできることではないと思う。私も、物事が自分の望みどおりにならない時も、プラス思考で考えられるようになりたい。
 筆者は、何を私たちに伝えたかったのだろう。筆者は宇宙から帰ってきた後、世界は、本当に美しいと実感し 「今の私の夢を、希望を、思いを受け継いでくれるのは、きっと娘であり、同じく全世界の子どもたちだろう。」と考えた。『夢をつなぐ』という題名にはこのような深い意味が込められているのである。また、筆者は、「どんな世界も、決してムダというものはなく、世の中のすべてのものには意味がある。」と主張している。この文章に書かれている「もの」には、見えるものだけではなく、「努力」など見えないものもふくまれていると思う。私は筆者が私たちに伝えたかった2つのメッセージを大人になっても決して忘れない。
 この本を読んだ直後、私はイタリアへ旅行に行った。イタリアの田舎の山に1週間泊まり、毎晩星空を見た。数え切れないほどの星が、ダイアモンドのように輝いていたことにとても感動した。今の私は、もっと宇宙について詳しく知りたいと思う。なぜなら、宇宙にはまだ謎が星の数ほどあるからだ。この本を読んだ後、私の考え方は、1歩大人に近づいた気がする。  
【評】  『夢をつなぐ』を読んで感じたこと、考えたことを力強く、感性豊かな文章でまとめることができました。読み取ったことを深く考え、自分自身の視野を広げているのが素晴らしいと思います。 


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