こんぺいとう  平成23年度 
7月9日 vol.12
《作文》 「もし…」  フィンチリー 小2  
 もし、ぼくがとうめいにんげんになったら、楽しいと思います。みんなはぼくが見えないので、みつからないようにおかしややさいを食べられるからです。それとレゴランドにいったり、日本にいったり、だれかの車にのったりしたら、さらにおもしろいと思います。
 もし、ぼくが空をとんだら、おもしろいと思います。ぼくがいろいろなところにいけるので、ともだちが「すごいな、ぼくもとびたいな。」と言うと思います。それと、とりといっしょに森に行ったり、とりのすにいったらおもしろいと思います
 もし、ぼくがすごく小さくなったらと考えるとワクワクします。さいしょに、レゴのスペースシップをつくって、小さくなってシップにのって、とんでいっていろいろなところへいきたいです。それにレゴの人にしゃべったり、いっしょにあそんでたべものをたべたら楽しいと思います。
【評】 透明人間になったり、空を飛べたり、そして小さくなったり、色々なことができますね。 

《小論文》 「優先座席をなくすべきか」  高等部 2年 
 最近、「優先座席は必要ない」という話をよく耳にする。優先座席などなくても、席を譲るべきだからだ。しかし、現代社会は優先座席がなくなると、より譲りにくい空気になってしまうのを知っているだろうか。
 優先座席を廃止すれば、自分も「譲るべき者」になるのだから、譲る人が増えるのではないかと考える人が多い。実は、優先座席に座っている、座っていないに関係なく、対象者が来たら譲るべきだと思う人は少なくない。ではなぜ、その人たちが譲らないのかいうと、集団心理が働き、譲るべきときに譲らなくなるからだ。例えば、周りに人がいないときは道に落ちている落とし物を拾って交番に届ける人でも、近くを人が歩いているときは無視してしまうということはよくあることだろう。それと同じで、他の人が見ていると思うと人間というものは、急にいいことをやりにくくなってしまうのだ。その点、優先座席に座っていれば、譲ることは当たり前なのだから、座っている方も譲りやすい。
 1999年、阪急グループが4月1日以降、いくつかの電車を「全席優先座席」にすると発表した。こうすることで譲り合いが社会に戻ってくると考えたのであろう。しかし、「席を譲ってもらえない」という意見が多発し、同年10月29日より、普通座席と優先座席の区別を復活した。この話を聞くと、優先座席を廃止するのは、やはりあまり現実的でないような気がしてしまう。
 優先座席がなくとも譲り合えるのが、本来の望ましい形だが、それは、全ての人が善人でなければ成り立たないことだ。譲り合いをしやすくするためにも優先座席は廃止すべきではない。
【評】  すばらしい。骨子のしっかりした説得力のある小論文となっていますね。本論の集団心理の例も非常に分かりやすいです。 

《作文》 「ペンギンはなぜとべないか」  アクトン 小3 
 むかしむかし、南きょくにペンギンがすんでいました。その時は、まだペンギンは空をとべました。ペンギンの学校には、空をとぶクラブがありました。ペンギンたちはとぶのが大好きだったので、そのクラブに入りました。毎日やらなくてもいいクラブでしたが、ペンギンたちは毎日かよいました。毎日来るので、先ぱいもレベルを上げました。それでも、毎日かよいつづけました。
 ある日、ペンギンたちは、クラブをやっている校庭に行きました。でもクラブは何一つ変わっていないので、ペンギンたちはだんだんクラブに行くのがめんどうくさくなり、アホらしくなってきました。それで、クラブをやめてしまい、およぎクラブに入ってしまいました。そして、およぎが、そうぞう以上にうまくなりました。
 そして、ついにとぶことをわすれてしまったのです。こうしてペンギンは空をとべないかわりに、およげるようになったのです。  
【評】  ペンギンが上手に泳げるようになった理由が、よく分かるように書けています。むかし、空を飛べたというお話も詳しくておもしろいです。 

《作文》 「あめ玉」   クロイドン 小5 
 さむらいが、すらりと刀をぬいて、お母さんと子どもたちの近くまで歩いてきました。
 「あめ玉を出せ。」と、さむらいは言いました。お母さんはこわくなって、あめ玉をわたしました。そして、さむらいはあめ玉を刀で切りました。すると切ったあめ玉は半分になりましたが、それぞれ大きくなって、あめ玉は二つにふえました。さむらいがあめ玉を切ると、切れば切るほどにふえるので、あめ玉はなくなることがありませんでした。 
【評】  お話の最後が、「切れば切るほど増えるあめ玉」で終わっていて、おもしろいですね。切れば切るほど増えるあめ玉が本当にあるといいですね。

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