こんぺいとう   
2月19日 vol.37
《作文》 「大草原の小さな家」 アクトン 小5
 この物語は、今から100年以上も前、北アメリカがまだありのままのすがただったころに、大自然の中で成長していくローラと家族のお話です。
 ローラのお父さんが土地から土地へ引っ越すたびに、自分で森から木を切り、新しい家を造る場面が私は一番好きです。それだけでなく、この時代の人たちは、自給自足の生活を送っていました。農作物を育て、小麦を収穫し、羊や馬や牛を育て、森で狩猟をし、自分の手で服を作るなど、今の私たちの生活と比較にならないほど、大変な手間と労力が必要だったと思います。家族の一員として小さなローラたちも、色々なお手伝いをします。
家族全員がおこり熱にかかったり、イナゴの被害でその年の小麦の刈り入れがダメになってしまったり、自然は豊かに与えるばかりでなく、時にはきびしくローラたちに試練を与えます。
 そのたびにローラの家族は、心を一つにし、はげまし合い、神にいのり、努力して乗りこえようとしました。
大きな自然の中の小さな家。けれどその家は、とても温かな、強いきずなで結びついた家族に違いないと思います。くじけそうになったとき、お互いをはげましたものは、お母さんの笑顔、お父さんのヴァイオリンの音色、そしてローラの目の輝きであったかもしれません。
 ローラの物語は、まだまだ続きます。実は私が読んでいるこの本は、私の母が子どものころ読んだのを「いつか自分の子どもに読ませよう」と思い、ずっと取っておいてくれたものです。きっと、この本が世界中の人に愛され、読みつがれる理由がそこにあるのでしょう。
 
【評】 お母さんが伝えたかったことを、あなた自身がしっかり受け取ったことがよく分かりますね。

《作文》 「おみせやさん」 フィンチリー 小1
 ほしゅう校でおみせやさんごっこをしました。
わたしのおみせは、おもちゃやさんでした。わたしは、いろいろなおもちゃをかみにかきました。いろもぬりました。ねだんもおもちゃの名まえもかきました。
 おかあさんとおとうさんたちが、かいものをしにきょうしつにはいってきました。たくさんの人がきました。わたしは、げんきに大きなこえで「いらっしゃい。」と、いいました。ちょっとはずかしかったです。うるときは、きんちょうしました
 そして、おかあさんがみえました。わたしのおみせに、かいものをしにきてくれました。どきどきしたけど、うれしかったです。
 
【評】 勇気を出して、「いらっしゃい。」と言えたら、みんなが買いにきますね。お母さんがきてくれてよかったですね。

《作文》 「カルタ大会」 フィンチリー 小4
 今日はほしゅう校で、クラスたいこうの「ことわざカルタ大会」がありました。4年生のみんなで、3時間目にホールに集まってカルタを始めました。
 わたしの担任の先生が司会をしました。紙でできた手作りカルタを取ったら、他の先生たちが合っているかどうか確かめにきました。お手つきすると、1回休みというルールがあったからです。
 わたしは残念ながら、2枚しか取れませんでした。たくさん練習をしてきたけれども、周りの子が強すぎました。私が取れた2枚は「急がば回れ」と「腹がへっては戦ができぬ」でした。本当は私が授業で発表した「ふく水盆に返らず」を取りたかったけど、取れなかったのでくやしかったです。
 1番多く取った子は、4Fの子で20枚も取っていました。2番目の子は19枚、3番目の子は12枚でした。家でたくさん練習したんだろうな、と思いました。
 来年は「百人一首」です。「ことわざカルタ」よりむずかしくなると思うけど、今度こそたくさん取れるように頑張りたいです。
 
【評】 練習の成果が本番で十分に出せなかったのは残念でしたが、今の悔しい気持ちを忘れず(「初心忘れるべからず」)、来年の百人一首大会では頑張ってください。

《詩》 「おべんとう」 クロイドン 小6
 せっかくつくったおべんとう
 愛でつくられたおべんとう
 おべんとうがやけた
 人もやけた
 ヒロシマが死んだ
 おべんとうが死んだ
 人も死んだ
 
【評】 人間の愛で作られた弁当が焼けこげ、死んでいった。「死」という言葉のくり返しが悲しい響きを残しています。たった一つのお弁当箱は、無言のまま見るものに過去の出来事を語ってくれているようですね。

《詩》 「時計」 アクトン 小6
 小さい針が、
 大きい針を追いかけて
 1秒1秒、
 カチッ、カチッ
 歩いていく

 毎日毎日
 休まず、止まらず
 カチッ、カチッ
 歩いていく
 
【評】 時計の針を見つめる作者の心情が読者にも伝わってくる詩です。「走る」のではなく、「歩いていく」という表現が秀逸です。


BACK