こんぺいとう   
12月18日 vol.30
《作文》 「ハーフターム」 フィンチリー 小2
 わたしがハーフタームで一番楽しかったことは、たこやきをつくったことです。
 さいしょにざいりょうをよういします。たこやきのこな、水とたまごを入れてよくかきまぜます。キャベツをたくさんきざみます。たこも小さく切ります。
 つぎにたこやきをやきはじめます。コンセントを入れて、ホットプレートをあたためます。スプーンをつかって、たねをすこしずつあなに入れます。たこを1つずつ入れます。その上からキャベツをのせて、もう1どたねを入れます。やけてきたら、ひっくりかえします。なんどもひっくりかえします。すると、まるいたこやきになります。
 さいごにおさらにのせて、ソース、マヨネーズ、青のり、かつおぶしをかけて食べました。おいしかったです。
 
【評】 たこ焼きを作る手順がとてもよく分かります。料理番組を見ているように読む人に伝わります。そして何より読むとたこ焼きが食べたくなります。

《作文》 「じゅぎょうさんかん」 アクトン 小1
 11月6日はじゅぎょうさんかんでした。たくさんのおとうさん、おかあさんがきました。みんなのまえで『くじらぐも』というおはなしをよみました。
 ぼくは、一ばん大きなこえでよもうとおもっていたら、ほんとうに一ばん大きなこえでよめました。そして、じゅぎょうがおわったあとにパパが、
「一ばん大きなこえでよめたね。」
といってくれました。
 たくさんれんしゅうもしたので、はずかしくなく一ばん大きなこえでよめました。
 すごく、たのしかったです。
 
【評】 音読の宿題でたくさん練習したので、自信をもって発表できました。そのことを習ったばかりの「 」を使って、詳しく生き生きと書けています。

《随筆》 「私・僕の『枕草子』」 クロイドン 中2
春は桜。
風に吹かれ、舞い落ちる。桃色の花びらが足の踏み場を埋めた。

夏は夜。
花火が打ち上がり、夜の空を光の花で埋めている。

秋は夕暮れ。
紅葉が夕日に染まって光っているのが美しい。甘い柿が赤い木に実る。

冬は朝。
空から降る綿が髪をかざり、ダイヤモンドのように光ってる。
 
【評】 それぞれの季節のそれぞれの色。とてもきれいに表現できていますね。

《感想文》 「『こころ』を読んで」 高等部 2年
 クラスのみんなで意見を出しあったとき、正直に「お嬢さん」への気持ちを打ち明けてくれた親友の「K」を裏切って、その「お嬢さん」と婚約し、そのことによって親友を自殺に追い込んでしまった主人公の「私」を非難する声が多かった。
 しかし私は主人公だけを非難することはできない。私も主人公と同じ立場だったら、彼と似たような行動をしてしまうと思う。彼だって、自分の親友を裏切りたかったわけではないだろうし、できることなら、自分の「お嬢さん」に対する気持ちを打ち明けたかったはずだ。主人公の方が、長い間「お嬢さん」を想っていたのだし、彼も親友に急に告白されて困惑したのだろう。だから結局、「K」には何も言えずに、裏切るような形になってしまったのだと思う。
 私はこの話の一番の被害者は主人公なのではないかと思う。Kが自殺したことによって、彼は一生重い罪を抱えて生きなくてはいけなくなってしまった。そして、その重さに耐えられず、彼は自殺してしまう。婚約のことを知ってすぐに自殺した親友とは反対に、主人公は長い間苦しんだ末、自殺したのだから「お嬢さん」を手に入れることができた「私」の方が、裏切られた「K」よりも不幸だったのではないかと思う。
 
【評】 読んでいて、思わず涙が出ましたよ・・・。「私」の気持ちをよく分析していますね。そう、Kが自殺したあと、「私」はずっと苦しんでいたんですよね。「お嬢さん」を妻にむかえたものの、彼女に真相を伝えることもできず・・・。



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