こんぺいとう   
4月24日 vol.2
《作文》「ほしゅう校の一年生になって」 フィンチリー 旧小1
 ぼくは、日本にいるときは、ようちえんにいっていた。イギリスにきて、1年生になった。げんち校でも、ほしゅう校でも1年生になった。
 ほしゅう校の入学しきの日、いつもよりおしゃれをした。小学校は、どんなところかわからなくてきんちょうした。でも先生もおともだちも日本ごだったから、あんしんした。
 げんち校では、先生のいっていることがわからなくてしゃべれなかったから、ほしゅう校では、ほんとうにあんしんした。
 しゅくだいは、たいへんだけど、ほしゅう校はたのしい。おともだちがいっぱいいていろんなことができるから。ずっと1年生でいたいな。
 
【評】 1年生になってから、ひらがなを習い始めて、今ではこんなにすばらしい作文を書けるようになりましたね。しゅんくんが勉強をしたり、たくさん友だちを作ったり、頑張っている様子が伝わって感動しました。

《作文》「バルセロナ」 アクトン 旧小2
 「ふしぎな形だなあ。」とぼくは心の中でつぶやいた。
 ガウディの作ったグエル公園で不思議なトカゲを見つけました。でも、生きてはいません。ガウディの作ったモザイクです。背中にこん色の1本線が入っていて、他にも赤や青や黄色のタイルがついています。ななめになって、下を向いています。まるですべり台みたいでした。口が開いていて、本当ならばそこから水が出ているはずですが、見に行った時は、水は出ていませんでした。
 トカゲの体には、何千個ものカラフルなタイルがはってあります。はばは、1メートルくらいで、長さは、2メートル半くらいはありました。
 ガウディはとてもおもしろいものを作る人です。ほかのせい家族教会やカサ・ミラという建物も見てきました。どれもみな、おもしろい形をしていました。バルセロナはロンドンよりあたたかくて、おもしろいところでした。
 
【評】 ガウディの作ったものは、どれもふしぎなかんじがしますよね。トカゲのようすがとてもくわしく書けていてよく分かりました。

《作文》「クロスカントリーラン」 クロイドン 旧中1
 去年の3月20日、僕はこれまでで一番長いクロスカントリーをした。これは僕の人生で初めて幸せな気持ちになった体験だった。
 僕の学校では、毎年全学年でクロスカントリーランをする。クロスカントリーは森や畑の間を走るマラソンのような競技だが、順位は問題ではなく、最後まで止まらずに走り続けることが大切だ。走る距離は学年によって違っていて、下の学年だと7キロ、上の学年だと14キロにもなる。去年僕はフォースフォームだったので、7キロ走った。
 僕にとってこれは初めてのクロスカントリーではなかった。小学校でも毎年していたからだ。しかしあのころ、走った距離は2キロくらいで、7キロも走るのは生まれて初めてだった。
 100人以上が狭い場所からスタートしたので、初めはみんな歩いていて楽ちんだった。道が広くなってくると走り始め、同じペースで走ろうと思いながら僕も走ったが、10分ぐらい経つと息が苦しくなってきた。20分経つと歩いている人や気分が悪くなって止まっている人が増えてきた。だが、僕はそれを見ないようにして走り続けた。なぜなら一度止まったらもっと疲れることが分かっていたからだ。一番つらかったのは、ゴールの前の急な上り坂だった。ゴールは見えているのに全然進まず、まるでかたつむりみたいな気分だったし、苦しくて苦しくて吐きそうだった。やっとゴールにたどり着いたとき、一瞬周りがぼやけて倒れそうになったが、その走りきった嬉しさで僕は立ち直った。
 どんなに苦しくてもあきらめないことの大切さがよく分かった。幸せな気持ちにはいろいろあるが自分が頑張ったことでこんな幸せな気持ちになったことはない。もうすぐまたクロスカントリーランがあるが、今年もがんばろうと思う。
 
【評】 「幸せな気持ち」を書き出しと結びの部分で使い、体験から得た思いを効果的に伝えることができました。

BACK