こんぺいとう   
9月5日 vol.15
《俳句・短歌》 アクトン 小6

 桜舞う そよ風にのり どこまでも


 かたつむり こんどはどこに おひっこし


 日が照って 天気がいいと 思ったら またすぐくもる きまぐれ天気


 夏の夜は 日がまだ出てて ねむれない


 できるなら はいっちゃいたい れいぞうこ


 弟の かわいいねがお 見ていると 昼間のけんか 許してやろう


 ほんのりと においただよう 緑茶だね
【評】 鉛筆を持って、自分の近くにあるものを観察しました。読んだ人が詠まれた情景をイメージできるようにまとめることが今回の学習目標でした。

《作文》「わたしの宝物」 クロイドン 小3

 うちには2匹のねこがいます。名前は、タンゴーとマンゴーです。2年前の秋に、スコットランドのおじいちゃんの家に遊びに行ったときに、ひろってきたねこです。
 2匹とも見た目は、よくにているけれども、性格は全くちがいます。タンゴーは、ちょっとオレンジっぽいしまねこで、おくびょうものです。天気のいい朝は、外に出すけれど、おにわで日なたぼっこをするだけで、遠くへは行きません。
 ところが、マンゴーはぎゃくです。こげ茶色のしまねこで、「ぶたニャン」です。朝外に出ると、夕方まで帰りません。家の近くのローズガーデンでよく日なたぼっこをしているのを見かけます。食べ物もよくもらっています。だから太ったのだと思います。
 こんなねこたちだけれど、わたしの大切な宝物です。
【評】 性格のちがうタンゴーとマンゴーの様子がとても分かりやすく書けています。2匹ともとってもかわいいのでしょうね。

《詩》「味方」 フィンチリー 小4

 音読がせめてくる。
 漢字スキルは毎週ぼくを苦しめる。
 国語ドリルがのしかかってくる。
 いやだ。ぼくはうんざりだ。
 でもいつか、きっとぼくの強い味方になる。
【評】 擬人法を巧みに用いて、おもしろい詩が書けましたね。今は、苦しい学習ですが、しっかり力をたくわえて、味方にしていきましょう。

《感想文》「飯田龍太氏の俳句を鑑賞して」 アクトン 中3

 どの子にも 涼しく風の 吹く日かな  飯田 龍太

 この俳句を初めて読んだとき、私が頭の中に思い描いたのは、本当に単純な情景だった。複数の子どもたち、平等に風が吹いている。その他には、なにも想像しなかった。けれどなぜ作者がこの作品を詠んだのかということ考えたとき、私の頭の中の情景は広がった。
 この作品は、有季定型の俳句だ。季語は「涼し」で、夏の情景を描いていることが分かる。このことを考えたとき、私はすがすがしさや風の気持ちの良さが感じとれた。そして風が吹いている公園、又は草原のイメージを思い浮かべた。
 そして、この俳句をもう一度読むと、幼いころ、いとこたちと過ごした夏を思い出し、「どの子にも」というところで、小さいころは皆平等だという考えを無意識に信じていたな、と感じた。そこで私は、作者はこの俳句を詠むことによって、子どもたちの平和な未来を願ったのではないか、という考えが頭の中をよぎった。作者が生きていた時代がどれほど平和だったのか分からないが、皆平等で平和な未来への思いをのせて、作者はこの俳句を詠んだのではないのだろうか。今の世界の情勢を考えて、作者の思いが一刻も早く実現することを祈るばかりだ。
 ここまで私の頭の中の情景が広まったとき、私は俳句が世界一短い詩でありながらも、世界平和というような大きなテーマまでを人に伝えることができると気付き、驚いた。そして、本当に俳句は「味わう」ものだと心から実感した。
【評】 この句を幼いころのあなたの「心地よい思い出」までに膨らませて鑑賞しています。また十七音にこめられた作者の思いを、「子どもたちの平和への希求」なのではと解釈したところにも十分に味わい、読み親しんでいると思いました。

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