こんぺいとう   
6月27日 vol.11
《作文》「夏、見つけたよ!」 アクトン 小3

 ぼくは、夏をいろいろなところで見つけましたが、そのうちの二つをしょうかいします。
 まずいちばんすごいと思うのは、家でかっているおたまじゃくしが、カエルになったことです。ついこの前、足が出たと思っていたら、とつぜんカエルになっていました。このカエルは、とても小さくて、こいみどり色です。およぐときは、水から顔を出して、はやくおよぎます。それは、ぼくにはすごい夏のサインでした。
 それからぼくが楽しみなのは、庭にうえているイチゴです。もうすぐみどり色のイチゴができそうです。もし赤くなったら、すぐにとります。なぜかというと、きょ年は、いっぱい虫に食べられたからです。
 もう夏ですね。
【評】 Kくんは、自分の思いを言葉にするのがとても上手ですね。これからも思ったことを自分の言葉で、書きつづけてほしいです。

《作文》「先生、あのね」 フィンチリー 小3

 金曜日にげん地校で、ダンスのタレントショーがありました。わたしは、日本人の五人の友だちとさんかしました。
 木曜日には、友だちの家でダンスのれん習をしました。お母さんたちにも見せました。
 タレントショーでは、みんなでがんばっておどりました。じょうずにおどれたと思います。はく手をいっぱいもらいました。
【評】 よかったですね。木曜日に友だちの家で練習したかいがありましたね。

《感想文》「『握手』を読んで」 クロイドン 中3

 「日本人とかカナダ人とかアメリカ人といったようなものがあると信じてはなりません。一人一人の人間がいる。それだけのことですから。」
 こんなふうに誰もが思えるだろうか。人種を考えないで、ただの人間として見ることができるだろうか。私はこの話を読んで驚いた。今のような時代ならまだしも、ルロイ修道士が日本にいたのは、戦争中である。白人なのに敗戦国の日本人を助けてくれる、人種なんて気にしないルロイ修道士の生き方に感動した。このような生き方は、とても安易な思いではできない。
 強制労働をさせられたり、木づちで指をたたきつぶされたりと、日本で辛い思いをしたのに、日本の子供たちを体をはって守ってくれたルロイ修道士、それもただ単に優しくするだけではなく、しかる時はしかり、でも思いやりたっぷりに子供たちに接するルロイ修道士は、本当の意味で優しい人だと思った。このような行いは、たくさんの心の傷ついた子供たちに大きな影響を与えたはずだ。
 そこで私は、これまでそんな人に出会っただろうかと考えたが、そうする内に私の身近な人がほとんどそうではないかと思えてきた。家族・日本の友達・イギリスで出会った友達・先生方…私はみんなに影響を与えられた。大きな勇気と愛情をもらってここまで来た。私には、たくさんのルロイ修道士がいた。私がしてもらったように、私も誰かに勇気や愛、友情を与えられるようになりたい。
 実在の人物をモデルにしたというルロイ修道士は、この「握手」という話を通して、私にいろいろなことを気づかせてくれた。できることなら、ルロイ修道士に伝えたい。「あなたのがんばりは、日本だけではなく、世界の人々に伝わっています。人種を問わず、平和な日々を過ごせる世界が必ずやってくると思います。戦争があったのに、日本の子供たちを助け、いまもなお多くの人々に影響を与えているルロイ修道士。本当にありがとうございます。」と。
【評】 『握手』を読むと、ルロイ修道士に出会えた人は幸せだったと思います。しかし、この話から、自分に愛情や友情、勇気を与えてくれた周りのたくさんのルロイ修道士の存在に気づいたTさんも幸せですね。人は人との出会いの中で成長していくものです。すでに田村さんも誰かのルロイ修道士なのではないでしょうか。

BACK