こんぺいとう   
10月11日 vol.21
《旅行記》「イタリア7日間7日目」 アクトン 中1

 8月3日から一週間、私は家族でイタリアに行きました。ベネチア、フィレンツェ、シエナ、そしてローマという順番でたくさんの世界遺産の観光をしました。これは、その最終日のことです。
 その日のローマは気温が36度と、イギリスでは考えられないような暑さで、
「日本もこのくらい暑いのかなあ。だったら絶対に帰りたくないよお。」
と、ホテルの外に出るなり、母に訴えました。
 私たちはまず初めに、トレビの泉へむかいました。トレビの泉には、前日もおとずれました。そこでは、後ろを向いてコインを泉の中に投げ入れると、また元の場所に戻ってこられると言われていて、もちろん私もコインを投げました。そのときにはあまりきれいな写真がとれなかったので、今日こそは、と気合いを入れてとり直しました。
 これは後で思ったのですが、トレビの泉にコインを投げ入れた後、またその次の日に戻ってしまったので、もしかしたら、もうローマには戻れないかもしれない、と少し不安になりました。
 もう荷物はスーツケースに詰めてしまっていたので、何も買えませんでしたが、たくさん写真をとり、満足してイギリスに帰りました。
 イギリスに到着したのは夜の9時ごろで、気温は16度で雨。イギリスらしいと言えば、イギリスらしいのですが、私は、
「同じヨーロッパなのに、気温が20度も違うなんておかしい。」
と、一人でずっとぶちぶち言ってしまいました。でも、私の好きな世界遺産も行くことができ、ゴンドラにも乗れて、とても楽しい旅行でした。
【評】 読み手にも楽しさが伝わるように旅行記を書くのは、なかなかできないものです。欲張らず、最後の一日の様子をしっかりと、他の日のことにもさりげなくふれて、印象に残る作文になりました。ローマにもう戻れないかもという不安には、大笑いをしてしまいました。

《作文》「フルーツピッキング」 クロイドン 小5

 家族とワージングの農場に行きました。そこは、フルーツや野菜をとって、とった分だけ、お金を払うところです。まず入り口の小屋で箱とビニールぶくろをもらいました。
 最初に、ラズベリーをつみました。大きくて、やわらかいラズベリーだけを選びました。箱の4分の3ぐらいとれました。
 次に、玉ねぎを土からぬきました。大きい玉ねぎだけとりました。
 その後、キャベツを二つとりました。葉っぱを下におして、実の下の方を切りました。
 カリフラワーは、キャベツと同じようにとりました。少し時季外れだったので、大きなカリフラワーを見つけるのが難しかったです。時季外れのカリフラワーは、実から花が少し咲いています。その花は、うすいむらさき色です。それをとらないで、大きくて白いのをさがしました。
 にんじんは、スコップでほりました。長くて大きいにんじんを十本とりました。
 ブラックベリー畑を通ってマローの畑に行きました。ぼくはブラックベリーを一つ食べてみました。だけどあまりおいしくなかったから、つみませんでした。マローは大きくて、軽くたたくとポコッという音がするといいマローだ、と聞きました。
 最後にビーツという野菜をとりました。上から見て、実の部分が大きく出ている方がおいしいそうです。
 つんでいる時、暑くてたいへんだったけど、たくさんとれて嬉しかったです。
 うちに帰ってから、ラズベリーに甘いクリームをかけて食べました。とてもおいしかったので、ぼくの庭にも植えてみたいです。
【評】 野菜の収穫のし方がとても詳しく書かれています。

《詩》「走るウォークマン」 フィンチリー 小5

 ウォークマンだって、
 走らないとはかぎらない。

 電気いっぱい入ったウォークマンが
 夜ごとこっそり居間をぬけだし
 道路の上を
 畑の上を、また、つぎの道路の上を
 足をもっと動かして、
 汗をふきながら走って行く。

 海の上、次の国の上
 大陸の上を
 息せき切って、走って、走って
 とうとう、
 世界の反対の畑の上のさびしいもぐらに
 大好きなそのもぐらに
 いい音楽を聞かせて、もどって来る。
【評】 ウォークマンのもぐらへの愛情が伝わってきました。ウォークマンの一生けん命な様子がよく描写できました。

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