こんぺいとう   
7月19日 vol.15
《観察文》「ラベンダーの花」 クロイドン 小2

 6月18日(水曜日)
 先生が学校でくれたラベンダーの花をかんさつしました。
 もらったときに石けんのようなとてもいいにおいがしました。
 花の色はむらさき色で、大きさは五ミリぐらいです。ながくてかたいくきに、トマトのへたのような花が、たてにならんでついています。さわると、かさかさしていて、かわいているかんじがします。
【評】 だんらくわけがしっかりとできていて、とてもわかやすい文しょうが書けました。ラベンダーの花のようす、くわしく書きあらわすことができています。

《観察文》「ねこのかんさつ」 フィンチリー 小2

 わたしは、うちのねこをかんさつしました。
 しゅるいは、三毛ねこです。白い体にちゃ色と黒のぷちぷちもようがついています。つるっとした毛がわですが、むねのところは、ふわふわしています。
 体の大きさは、ローストターキーぐらいです。あたまのにおいをかぐと、おしょうゆのにおいがします。時々、お日さまのにおいもします。きっとキャットフードのにおいだと思います。
 わたしは、いつもねことあそびます。人げんでいうと九十さいぐらいのおばあさんねこですが、もっとなが生きしてほしいです。
【評】 とても長生きのねこですね。目やはなをよくはたらかせて、ねこのようすがくわしくわかりやすく書けました。

《小論文》「優先座席の排除によるモラルの向上」 アクトン 高2

 最近、ほとんどの交通機関で優先座席が見られるようになった。朝、通勤者でいっぱいになってしまう電車やバスなどでも、高齢者や体の不自由な人たちは優先座席に座っている人に譲ってもらうことで安心、かつ安全にこれらの交通機関を利用することができ、優先座席は大きく貢献している。
 しかし僕は、優先座席を交通機関から排除してしまうべきだと思う。なぜなら、優先座席に座っていない人々は「席を譲るのは優先座席に座っている人」という考えをもってしまい、この考えが「自分は譲らなくても他の人が席を譲ってくれるだろう」という考え方をも生み出してしまっているからだ。これが最近マスメディアなどでよく取り扱われているモラルの低下である。
 では、この低下したモラルをどうすればよくできるだろう。簡単である。優先座席を排除してしまえばいいのだ。これにより、「自分が席を譲らないと前にいる人は座れない」と、席に座っている人全員に責任が生まれ、優先座席がなくても誰もがみんな思いやりをもって譲り合う社会になるのだ。
 その反面、今の日本人のモラリティーでは席を譲るどころか周りへの配慮をすることは難しく、優先座席を必要とする人々への安全を犠牲にするべきではないという意見もある。確かに、床に座り込んで大きなスペースを陣取ったり、電車の中で携帯電話を使用したり、あげくには化粧をしたり・・・などなど、基本的なマナーが身についていない人々が増えてきている。優先座席を排除しても、なかなか人々は責任を自覚しないだろう。
 しかし、だからといって何も手を打たないのであれば、状況は一向に改善されない。例えば、CMなどで大きく宣伝すれば、テレビを日常的に見る現代人の目に確実に入り、自分たちの責任を認識させることができるし、また、他の人が席を譲っているのを見れば身近に感じ、自分もやろうという気になるだろう。
 優先座席を排除するということは、席に座る一人一人全員に責任が生まれることであり、日本人のモラルの向上につながる。これによりみんなが思いやりをもって譲り合うことのできる社会ができあがるのではないだろうか。人々にこれを意識させるのは難しいが、マスメディアなどの努力があれば、実現も近いと思う。したがって、優先座席は交通機関から排除してしまうべきである。
【評】 優先座席における賛成・反対意見をよく論じていますね。自分の意見を示す前に現状を短くまとめているのもとてもいい案ですね。座席を排除することで個人個人の責任感が向上するとまとめているところが、読み手に強く訴えかけるものがあります。

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